パーキンソン病の方のためのブログ

リハビリで生活にリズムができた

柳澤様

Q:パーキンソン病の発症はいつ頃でしょうか。

柳澤様:パーキンソン病を発症した時期は今から約10年ほど前の67歳頃のことです。当時は仕事を一生懸命しておりました。最初は顔の揺れから発症が始まり、まだ自分では自覚もありませんでした。そんな中、身内が焼肉屋を開店するということになり、手伝いに行ったら、手がすごく震えているんですよ。「そんな震えている手でお客さんに接客しないでほしい」と言われて、自分でも驚きました。


Q:その後どのように病気に向き合ってこられたのでしょうか。

柳澤様:発症してから数年後に電極を埋め込む手術をすることになり、一旦手の震えの症状は落ち着きました。しかし徐々に薬を飲む回数が3回から5回に増え、効いている時間も3~4時間だったのが2時間半と~3時間と間隔が短くなっていきました。身体が電極に慣れてくるというんでしょうか。
そんな時に、グッドライフケアをたまたま紹介していただき、週に3回、自宅へリハビリに来ていただくことになりました。

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Q:訪問でのリハビリはどのようなことをされるんでしょうか。

柳澤様:いつも決まったトレーニングをしています。結構体を動かして大変ですが、気分がいいですね。自分一人ではなかなできないと思います。
さらに、2023年に開設したグッドライフケアのパーキンソン病専門リハビリジムに週1回通い始めました。ジムでは、まずエアロバイクやレッグプレスを使って運動をした後、先生と一緒にトレーニングをしています。あと、1日1時間半ほど家内とウォーキングもしています。


Q:結構お忙しいと思いますが、いかがですか?

柳澤様:そのリズムはいいですね。忙しいけど、だらだらと過ぎていくより、リズムがあったほうがいい。リハビリを始める前よりはせわしなく感じるんですが、生活にリズムがあるというのはとても良いと思います。

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Q:リハビリやウォーキングの成果など感じられますか?

柳澤様:短くなっていた薬の効果時間が4~6時間ほど伸びたことがありました。トレーニングや散歩などが良い結果に繋がっているのかなと思いますね。一つのことに集中し、自分で作った安定した空気の中にいると脳がゆったりしていると感じるんです。


Q:これからどのように生活を送っていきたいと考えていらっしゃいますか?

柳澤様:加齢や病気進行だったり、やむを得ないことはありますがくよくよしていても仕方がありません。僕はゴルフが好きだから、ゴルフができる生活を続けていければいいと思っています。

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