お看取りについてのブログ

心の苦痛が和らぐ最期

vol.18  A様/男性(87歳)
A様ご本人に呼吸苦があったため、T病院へ救急搬送。 2日後に亡くなったとパートナーのI様よりメールをいただきましたので、お電話してご様子を伺いました。 うなずきだけでのやり取りの中、皆で見守る最期 誤嚥性肺炎を起こして、酸素供給や点滴をして

「お家にかえりたい」願いを叶えた最後の2日間

vol.17  A様/男性(80歳)
A様とご家族の想い A様は病院に入院されていましたが、最後を自宅で過ごしたいという強い願いがあり、亡くなる前日にご自宅へ戻ることができました。 自宅に戻ったA様は、「お家に戻りましたよ。分かりますか?」という声に、「そりゃぁ、分かりますよ」

「良い思い出」として続いていく

vol.16  U様/男性(85歳)
最期の表情は眠っているかのよう 私と息子様でエンゼルケアを行わせていただきました。最期の表情は眠っているかのように少し笑みを浮かべておられ、穏やかな表情でした。前日に酸素飽和度の低下があり、息子様は『傍に寄り添って最期の一呼吸まで見届けるこ

余命の告知を控えた家族との最期

vol.15  N様/男性(54歳)
N様はNクリニックのI医師の立ち会いのもと、穏やかに永眠されました。 今回は、ご両親にも子供たちにも病状を話さず、お看取りとなったケースをご紹介します。 N様は主治医から余命が春までと告げられていたものの、中学生のお子様への影響やご両親への

娘様への愛情を最期まで

vol.14  T様/女性(85歳)
医師到着までの最期のひととき 娘様から「挿入された胃管から、コーヒー残渣様(ざんさよう)の排液が多量で苦しそう」とご連絡があったため、ケアマネと看護師が伺わせていただき、座薬とHOT(在宅酸素療法)の機械を急いで整えさせていただきました。