お看取りについてのブログ

納得できる最期を目指して

vol.7  T様/女性(82歳)
癌の急な進行に戸惑いながら対応されるご家族様 卵巣がん末期のT様のお話です。腹水が著明で帰宅するため、早々に末期の診断をいただきました。突然の急変の可能性も考えて、往診医を併診するようサービスを整えていた最中の出来事でした。ご主人様は、今年

最期までご自宅で寄り添われたご家族様

vol.6  T様/女性(75歳)
お気持ちに寄り添い「待つ」というケア T様は、脳梗塞と同時に膵尾部癌末期であると医師から診断され、治療のために一年半入院されていました。ご自宅に戻られた時には、お話することができず、ほぼ食べることもできないご状況でした。娘様は「1日でも長く

最期の時まで寄り添うケア

vol.5  O様/男性(89歳)
お祭りの粋なお姿での旅立ち 7月の未明、奥様、娘様に見守られながら、O様は穏やかに永眠されました。最期のお姿は町内会のお祭りに着る粋な浴衣でした。金の刺繍が施された帯は奥様と娘様で整えてくださいました。娘様がお手洗いに行こうとしたときにO様

ご本人様への関わりが、穏やかな天候に現れた

vol.4  T様/女性(84歳)
たくさんのスタッフが関わったお看取り T様には、本当にたくさんの弊社スタッフがその人生の終末期を共に過ごさせていただきました。介護による入浴介助・リハビリ・看護・福祉用具・ケアマネと関わらせていただき、ご本人様やご家族様からたくさんの感謝の

終着点のタイミング

vol.03 Y様/女性(83歳)
最後の場所は病院ではなくご自宅で 看護師より在宅ケア医療連携室へ訃報のご連絡がありました。「自宅に帰りたい」と2回の入退院をされたY様です。弊社の看護師がお会いした時点で余命は1~2か月、最期の場所は緩和ケア病棟を希望されていました。体調の