お看取りについてのブログ

「ありがとう」N様ご家族と医療・介護チームの心の交流

vol.23  N様/男性(60歳)
安らかな眠り N様はご家族様に見守られる中、ご自宅で安らかに永眠されました。奥様はN様に「よく頑張ったわよね」と優しく声をかけ、「本当に、一人では生きられないのね。たくさんの人に助けられました」とおっしゃっていました。 奥様と娘様への思い出

温かいご夫婦の絆

vol.22  T様/女性(58歳)
看護師が訪問時、T様は間もなく最期の時を迎えられる状態であったため、ご主人様に、同席を希望されるご家族様には今夜から明日にはお集まりいただけるようにお伝えしました。 落ち着いて受け入れたご主人様 しばらくして、T様の呼吸を確認すると停止状態

グリーフケア(遺族ケア)

vol.21  S様/女性(89歳)
訪問記録 R4年9月、S病院でご逝去されたS様のご家族を訪問しました。娘様はお会いしてすぐに、「本当に皆様に助けられました。最期まで看取ることができて、やりきった気持ちで後悔はありません」と涙ながらにお話されました。そのお気持ちに寄り添い、

ご家族の関係性と『看取る力』

vol.20  K様/女性(81歳)
ご本人様は、次女様の愛猫のきりんちゃんとずっと一緒に居たいと希望され、次女様宅へ退院されました。しかし退院後すぐに病状が急変、数日での最期となりました。 きりんちゃんが終始傍に 最期の日の朝、ケアで次女様宅へうかがった際、きりんちゃんはご本

ご家族に見守られて:S様の穏やかな最期

vol.19  S様/女性(62歳)
S様の願い S様は12月に退院されましたが、化学療法を受けた後に容態が急変し、再び入院されることになりました。S様は以前から、娘様のお仕事が遅いため、母親代わりとしてお孫さん(11歳)をずっと見てきました。「家に帰りたい」と強く希望され、数