残された時間を
豊かに過ごす
限られた自宅での生活を望む形で過ごせるよう、医療専門チームがサポートします。
サービス対象者 SERVICE TARGET
がん末期や老衰等のターミナル期の方。
在宅でも高度医療を望まれている方の
メディカルケア。
上記以外でも、在宅で暮らすための医療のサポートが必要な方に受けていただけるメディカルサービスです。
医療保険の利用回数制限がなくなる疾病をお持ちの方も含みます。
看護師
角田 有香
Yuka Sumida
私たちの想い
ご自宅という大切な場所で過ごすこと
それぞれが大切にしているものを守ること
それらを一番に考えながら、私たち看護師やセラピストは皆さまをサポートしていきたいと思っています。
大切なものを諦めず、大事な時間を過ごすためにはどうしたらいいのか、悩まれることもあると思います。
「この症状は大丈夫なのかな?」「こういう場合どうしよう?」といった不安やちょっとした疑問であっても、お声がけください。いつでも皆さまに頼っていただけるよう、24時間365日の体制で動いています。
少しでも皆さまの安心に繋がるよう、介護士やケアマネジャー、病院の先生と連携を取りながら、日々の暮らしをサポートさせていただきます。
サービス内容 SERVICE CONTENTS
-
定期的にお体の状態を
確認します脈拍や酸素飽和度、手足の温かさ、息のつき方などからお体の状態を確認します。
-
痛みや苦しさを
軽減しながら
過ごすことができます痛みや苦しさがある場合は、主治医に相談してお薬を検討します。身の置き所がない苦しさでご本人様がお休みできない場合は、一時的にお薬を使うことも可能です。
-
ご家族様の不安などの
軽減やお気持ちに
寄り添います長期にわたる在宅での介護疲れや、ご本人様の症状について気になることがなど、お気軽にご相談いただければ、その都度対応いたします。
-
ご負担を考慮し
検査・治療を見直しますご本人様の体調を第一に捉え、ご負担を伴う検査などは極力避けるようにします。
痰の吸引に苦痛を伴う場合は、口腔ケアを行うなどいたします。 -
安らかに在宅生活を送れるように、
サポートします。床ずれができないように、定期的にお体の位置やマットを工夫したり、ご本人様の状態に合わせて、お体を拭いたり洗髪などで清潔を保ちます。
-
ご本人様の状態に
合わせた最善のケアを
行います酸素が少なくなったり、内臓の働きが悪くなった影響で、脳がうまく働かなくなることがあります。そばに付き添い、体をさすったり優しく語り掛けたりして見守ってください。
ご家族様へ TO YOUR FAMILY
-
少しでも食べさせてあげたい
ご本人様のお好きな味付けにしたり、食べやすさや固さの工夫で改善される場合があります。少量でも栄養が摂れるもの(栄養補助食品)で補う方法もありますので、看護師や言語聴覚士にご相談下さい。
食事が十分に摂れない場合も、氷片、アイスクリーム、ゼリーやジュースを差し上げたり、口腔ケアでお口の中を清潔にすることも喜ばれることが多いです。 -
できることは
すべてしてあげたい深く眠っている場合は、会話する事は難しくなります。ご家族同士の会話が聞こえると、安心される場合が多いので、普段通り声をかけてあげてください。また、マッサージや好きな音楽をかけるのも喜ばれるでしょう。
苦痛を感じているかどうかは、表情や手足の動き、姿勢などから推察できます。もし不安や疑問に思われることがありましたら、いつでも医師や看護師にお伝えください。 -
疲れてクタクタに
なってしまった・・・ご家族皆様で一緒に話し合う機会を持ち、十分に相談してみましょう。ひとりで考えこまずに、そばにいる誰かにお気持ちをお話しください。時には、サービス介入者(介護士・看護師)に頼ることも大切です。
まず、介護をする方が休めるような工夫について、看護師にもご相談ください。他のご家族にも協力してもらいましょう。日中ご本人様が休まれているときは、タイミングを合わせて介護をしている方もお休みください。
安らかな看取りのために MEDICAL CARE
-
旅立ちが
近づいているとき眠っている時間が多くなります。食欲も低下し食べたり飲んだりする量が減ります。血圧が下がり、腎機能が低下するため、尿量も減り、色も濃くなる傾向があります。
-
旅立ちが訪れたとき
脈拍が取れなくなり、体をゆすっても大声で呼んでも反応が全くなくなります。
手足の先の方から、徐々に紫色に変わってきます。呼吸が完全に止まり、胸やあごの動きがなくなります。 -
旅立たれたとき
呼吸が止まります。
息を引き取られたら、まず医師や看護師に連絡してください。医師が訪問し、死亡を確認します。
また看護師が必要なケアをすることがあります。
お看取りケアについてまとめた
「在宅看取りのパンフレット」を
ご用意しました。
パンフレットでは、大切な方の「旅たちに向かうまでの日々」が安らかな時間となるよう、その関わり方についての様々なヒントをご紹介しています。サービスをご利用いただいた方に無料でお配りしておりますので、在宅での看取りケアのご参考にお使いいただければ幸いです。
ご利用者インタビュー INTERVIEW
東京在住・T様と娘様
困ったときにすぐに相談できて、とても心強かった
当社のサービスを利用された経緯を教えてください。
T様:病院に紹介していただきました。主人が末期癌で余命2-3ヶ月と診断され、翌月に退院し在宅療養に入った時から来ていただきました。訪問看護には毎週、訪問介護には毎日2~3回の頻度で来ていただいていました。
娘様:介護が初めてだったので、おむつの変え方から教えていただき、痰吸引が必要になればそちらも対応していただきました。
残された期間をどの様に過ごしたいと思われましたか?
娘様:当時はコロナが全国で流行していた時期で、入院をすると頻繁に会えない状況でした。父がどんどん状態が悪くなっていく中、母も癌の闘病中で通院・抗がん剤治療をしており、とても会いに行ける状況ではなくなると思いました。
T様:主人と私と娘と3人で話し、そのまま家で看て、助けていただきながら在宅療養してみましょうとなりました。主人は病院嫌いなんです。帰ってきて一時、すごく元気になって嬉しそうでした。