<一般の方向け> パーキンソン病セミナーを開催しました!

7月25日(木)、当理学療法士の立川が講師となり、神明いきいきプラザで「みんなで あんしん 介護塾 医療編 パーキンソン病ってこんな病気~パーキンソンセミナー~」を開催いたしました。

<連載中>パーキンソン病の方のためのコラム「パーキンソン病に役立つ基礎知識」はこちら
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連日の酷暑が続くなか、専門職や当事者ではない地域住民の方や、地域包括の職員の方々がご参加されました。

パーキンソン病とは...
国が指定難病に定めている、振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気です。患者数は10万人に100人~180人くらいです(1000人に1人~1.8人)。65歳以上では100人に約1人(10万人に1000人)で、高齢者では多くなりますので、人口の高齢化に伴い患者さんは増加しています。(参照元:難病情報センター

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セミナーでは、一般の方でもパーキンソン病について正しく理解していただけるようなわかりやすい講演と、質問コーナーが設けられました。
参加された方からは「友人がパーキンソン病で施設入所をしており、会話もどもってしまってどのように接してよいのか」などの質問があり、「周りがさり気なくカラオケなどで声を出せる機会などを作ることがご友人としてできることです。また、ご友人だからこそできる心のケアが大切になります。
パーキンソン病の施設でも心のケアといった細部に寄り添う支援は難しいのです。」と回答に、質問者の方は、頷きながら『なるほど、そうなんですね』と納得された様子でした。
他の参加者の皆様もとても熱心で、ご質問もたくさんいただきました。

今回、酷暑の中の開催となり参加を見送られる方もいらっしゃいましたので、ぜひ涼しくなってまいりましたら再度開催できたらと考えております。

ご参加いただいた方々、お暑い中お集まりいただきまして誠にありがとうございました。

column-tatukawa.png立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>

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病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

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