2025/12/26
パーキンソン病コラム
LSVT®BIGについて ~「苦手な動作」を「できる」に変える~ パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.67
パーキンソン病(PD)による症状と療法
パーキンソン病(PD)の治療では薬物療法と併用して運動療法がとても重要です。PDを発症すると上肢や下肢、体幹の筋肉がこわばり(筋強剛や固縮)、日常生活いろいろな場面で動作が行いにくくなります。また、振戦のような無意識な動き(不随意運動)が生じたり、文字を書いた際にどんどん文字が小さくなってしまう小字症と呼ばれる状態が起こってきます。
LSVT®BIG 基本的コンセプト
2018年に日本神経学会においてパーキンソン病診療ガイドラインが改訂され、運動療法として太極拳やダンスなどのほかLSVT®BIGの有用性について記載されました。これらに共通するのは、できるだけ大きく動作することによって体の動きにくさを改善することにあります。...つづきはこちら

立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>
病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

