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高齢者の転倒リスクと予防:開眼片足立ち保持時間 パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.54

開眼片足立ち保持時間

高齢者の転倒予防において、開眼での片足立ち保持時間が重要な指標であることが示唆されています。加齢とともに保持時間は徐々に低下しますが、60歳代以降になると、特に顕著に保持時間が短くなります。運動器疾患学会では、15秒以下を転倒リスクが高いと判断しています。

片足保持ができなくなる原因

片足立ち保持ができなくなる主な原因は、静的バランス機能の低下です。静的バランス機能とは、支持基底面内で重心の動きを伴わない姿勢を保持する能力です。

具体的には以下の4つが挙げられます。
・足部のアーチや足趾の構造変化

・重心を支える筋肉の筋力低下

・下肢の関節の柔軟性の低下

・平衡感覚(三半規管や足底感覚の機能)の低下

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