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パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.5 パーキンソン病の進行具合

パーキンソン病の進行具合

パーキンソン病は、次第に症状が進んでいく病気です。
但し、病気の進行度は患者さんによって様々で、非常にゆっくり進む方は10年以上も変わらないように見える方もいれば、5~7年で進行してしまう人もいます。

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進行の程度を見るのに使われているのが「ホーン・ヤールの重症度分類」で、I度からV度に分類されます(以下)。

ホーン・ヤールの重症度分類 >
I 度 :症状は左右どちらか、身体の片側にしか見られず、症状も軽い。
II度 :症状が左右両側に現れるが、日常生活に不自由することはない。
     姿勢保持障害はない。
III度:姿勢保持障害が見られ、自力での生活は可能だが、制限が出てくる。
IV度:何とか起立や歩行は出来るが、日常生活に介助が必要になる。
V度 :一人で起立や歩行が出来ず、日常生活に介助が必要で、ベッド上生活や車椅子生活を強いられる。

また、自分でどのくらいまで生活できるかを示す尺度として「日常生活機能障害度」というものがあり、1~3度までに分類されています(以下)。

< 日常生活機能障害度 >
1度:日常生活、通院にほとんど介助を必要としない
2度:日常生活、通院に部分的介助を要する
3度:日常生活に全面的介助を要し、自力で起立や歩行が不能

ホーン・ヤール度III以上、日常生活機能障害度2度以上になると、医療費を公費から援助される制度の対象となります。
※特定疾患治療研究費による助成

column-tatukawa.png立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>

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病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

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