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パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.1 PD患者さんの運動指導時にどこに着目するか?

PD*患者さんの運動指導時にどこに着目するか?

ホーン・ヤール*のステージが3になってくると、両側の障害に加えて姿勢保持障害が顕著になってきます。

この頃は、L-dopa*の投与量も増えてきて、薬効のあるときとないときの「オンーオフ現象」が生じます。

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このステージ3の患者さんでは、運動指導時に薬が効いているかどうかを判断する時に、足の指の状態を確認するようにしています。

L-dopaが効いていないときは、足の指が下にきゅーっと曲がっており、効いてくると指が伸びてきます。
どちらの指にこの症状が出ているかで、転びやすい方向も判断できます。

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※注釈
PD(Parkinson's disease):パーキンソン病
ホーン・ヤール(Hoehn & Yahr):パーキンソン病の重症度分類のこと
L-dopa(レボドパ):脳内へ移行しドパミンへ変化して脳内のドパミン量を増やすことでパーキンソン病の症状を改善する
ADL(エーディーエル):日常生活動作

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column-tatukawa.png立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>

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病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

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