2026/02/17
パーキンソン病コラム
パーキンソン病(PD)認知症について ~臨床試験の結果とその実情~ パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.68
パーキンソン病(PD)認知症とは
パーキンソン病(PD)認知症とは、PDの進行に伴って現れる認知機能障害で、記憶、注意力、実行機能などの低下を特徴とし、患者の約30-40%に発症すると言われています。遂行機能障害が特徴で、物事を計画したり段取りをつけたりする能力の低下が、アルツハイマー型認知症よりも早く現れます。
ドラッグ・リポジショニング
昨今、既存薬物(現在使われている薬)の新たな効能を見出し、別の疾患の治療に転用する「ドラッグ・リポジショニング」が注目されています。
2025年7月、カナダのウェスタン大学のスティーブン・パスターナック医師主導のPhase2臨床試験の結果が発表されました。試験では、PD認知症患者55名を対象に、アンブロキソール高用量を1年間服用した22名と、偽薬(プラセボ)を服用した25名の結果が比較されました(double blind:二重盲検)。アンブロキソールは1979年から欧州で承認されている咳止め薬で、日本でも気管支炎等の去痰作用として用いられている薬です。...つづきはこちら

立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>
病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

