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αシヌクレインの可視化に成功! パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.56

αシヌクレインの可視化に世界で初めて成功!

パーキンソン病(PD)、レビー小体型認知症(DLB)、多系統萎縮症(MSA)などの神経難病は、αシヌクレインというタンパク質の病的な凝集体が原因で発症することが知られています。

従来の陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography;PET)を用いた画像診断では、αシヌクレインが多量に沈着する病変は画像化できていましたが、パーキンソン病(PD)やレビー小体型認知症(DLB)のように、αシヌクレインの沈着量が少ない場合は困難でした。


2024年6月6日のプレスリリースで、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の研究者、遠藤浩信主任研究員をはじめ、小野麻衣子研究員らが、パーキンソン病およびレビー小体型認知症患者脳におけるαシヌクレイン沈着病変を世界で初めて可視化し、その沈着量が運動症状の重症度と関連することを発表しました。

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