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悪性症候群について パーキンソン病の方に役立つ基礎知識vol.41

悪性症候群とは、フランス語の"syndrome malin"から名付けられました。この症状は、フェノチアジン系薬をはじめとする向精神薬使用中の患者に見られ、原因が不明で致死的であったために、この名前がつけられました。

1956年にFrank. Ayd氏fatal hyperpyrexiaとして症例を報告し、1965年にDelayとDeniker氏らが複数の症例を提示し、Neuroleptic malignant syndromeという英名で報告しました。悪性症候群があまり知られていなかった当初は、的確な治療がされず死亡率は高い状況でした。

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