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パーキンソン病の方に役立つ基礎知識 vol.7 すくみ足

すくみ足

すくみ足は、パーキンソン病に特徴的な障害です。

歩き出しや方向転換、狭い場所や混雑している場所を歩く時、目的地に近づいたときなどに足が地面に張り付いたようになり、踏み出すことができなくなります。

これを改善するには、歩き始めの号令や物(杖や地面の線や模様)をまたぐ、音楽に合わせるなど、視覚や聴覚の手がかりを頼りにすることが有効です。

また、リハビリで横や後ろに一歩足を踏み出してから前に歩き出す様な、重心を移動させ踏み出す練習を繰り返す(自身の内部に動かしやすい手がかりを作る)ことも効果的だと考えられています。

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column-tatukawa.png立川 哲也
<理学療法士、PD 療養指導士、生命科学博士、LSVT®BIG ライセンス認定者>

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病の進行具合と未来像を予測しながら、リハビリの具体的なアドバイスをいたします。
パーキンソン病の特徴にあわせた自立度の高い方向けのリハビリプログラムを設定しています。

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